大学でマンガ・アニメを学ぶために。

　マンガやアニメは、日本を代表する芸術文化と認められて随分経ちます。そのマンガやアニメを学べる大学が日本には数多くあります。芸大・美大などの美術専門の大学はもちろん、総合大学の芸術学部やその他学部、学科においてマンガ、アニメを専門に学べます。今やマンガ、アニメは学問分野の一つとして成立しています。
　そこで学ぶためにはもちろん入学試験に合格しなければなりません。芸大・美大の場合はもちろん実技試験がありますが、その他の大学の場合は、実技試験がない大学もあります。（学科試験のみの大学も少なくありません。）大学に入ってから実技の訓練を行なっていくということでしょう。
　しかしマンガやアニメは、芸術表現の一種で当然表現技術の鍛錬をしていかなければなりません。自分で想像した世界は自分でしか形に出来ません。表現技術は将来的に絶対必要になります。
　将来、マンガ家やアニメーターなどのクリエイターになりたいのであれば、表現力、描画力はもちろん、構成力なども必要です。
　これは、他の学科と共通する造形力の基本です。
マンガやアニメであっても、絵画やデザイン、工芸などと同じ造形の基礎力がなければ、技術を伸ばす事も、作品を形にする事も出来ません。

マンガ・アニメ受験コースでは、入試問題に対応する実技力を身につけるだけでなく、将来必要な表現技法や造形力の基本をしっかりと育んでいきます。